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台湾総統選 選挙戦始まる 現職の蔡氏リードの展開
台湾の総統選挙は投票まで1か月を切るなか、選挙戦が14日から正式にスタートし、現職の蔡英文総統がリードする展開となっています。
台湾では蔡英文総統の任期満了に伴い、来月11日に総統選挙が行われる予定で、14日から28日間の選挙戦が正式に始まりました。
立候補しているのは、再選を目指す民進党の蔡氏(63)、南部の高雄市長で最大野党 国民党の韓国瑜氏(62)、少数野党 親民党トップの宋楚瑜氏(77)の3人です。
最新の世論調査では中国と距離を置く蔡氏が、香港情勢などを受けて強まる中国への警戒感を追い風にリードする展開となっています。
蔡氏は14日、地方経済の活性化策を発表し、「米中貿易摩擦や香港の問題など、国際政治経済情勢が激しく変化するなか、
台湾内外から投資を引き付け、多くの雇用を生み出していきたい」と訴えました。
これに対し、中国に融和的な立場が逆風になっている韓氏は、中部の彰化で行われた催しで「地方では農産品や工業製品が売れず、人も来ない。
もう時間をむだにできず、経済に全力を投入していく」と述べて、蔡政権を批判し、政権奪還の必要性を訴えました。
一方、同時に行われる国会議員にあたる立法委員の選挙では、既存政党に対する根強い不満から与党 民進党が過半数をとれず、
少数政党が議席を伸ばす可能性も指摘されるなど、激しい戦いになっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191214/k10012215411000.html