先月6日、神戸の川崎重工業造船所でそうりゅう型潜水艦の進水式が開かれた。この日進水した潜水艦は海上自衛隊の主力、そうりゅう型潜水艦の最終艦の12番艦だ。
日本はそうりゅう型に続いて新しい潜水艦を建造している。建造が始まった平成29年(2017年)にちなんで29SSと呼ばれる新型潜水艦はそうりゅう型の外形を維持しているが、内部は新しい設計を採用するという。
29SSの建造は、北東アジアで最も優れた潜水艦を保有して地域海上競争で優位を固めようとする日本の意志が反映されたものだ。
北朝鮮も新型潜水艦の開発に取り組んでいるが、弾道ミサイル搭載が可能な新浦(シンポ)級に続いて新しい弾道ミサイルを搭載する潜水艦を建造していることが分かった。
ロシアも太平洋艦隊に新しい潜水艦を配備している。
(韓国では)昨年9月14日、慶尚南道巨済(コジェ)大宇造船海洋玉浦(オクポ)造船所で国産潜水艦「島山(ドサン)安昌浩(アン・チャンホ)」の進水式が開かれた。
「島山安昌浩」は韓国初の独自設計で、3000トン級潜水艦事業KSS−3の最初の艦艇であり、国内の技術で設計、製作されたという点で意味が大きい。
KSS−3は3段階に分けて進行される。「島山安昌浩」はBatch1に属する艦艇で、鉛バッテリーと非大気依存推進システムを採用している。船体に巡航ミサイルを搭載した垂直発射システム(VLS)を採用したのも特徴だ。
KSS−3はBatch2では、そうりゅう型の最後の2隻や29SSのようにリチウムイオンバッテリーを搭載する予定であり、垂直発射機に搭載するミサイル数も増える予定だ。
KSS−3Batch3は排水量をさらに増やす予定だが、水中作戦能力が大きく向上した原子力潜水艦として建造することが検討されている。
韓国は従来の張保皐(チャン・ボゴ)級9隻と孫元一(ソン・ウォンイル)級9隻の計18隻に加えて大型のKSS−3を導入し、周辺国の潜水艦と比較できるほどの戦力を備えることになった。
しかし不足する点も少なくない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00000033-cnippou-kr
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