
モンゴル首相「26年前のホストファミリーとの約束果たしたい」青森・五戸の滞在先判明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00000008-webtoo-l02
フレルスフ氏が持っていた当時の写真。
高村さんの自宅で撮られたもので、中央にいるのが同氏。
膝に座っているのが智美さん。後列右端が高村さん

フレルスフ氏(左)と智美さんが仲良く納まった写真。パーティーの際に撮影されたとみられる

現在のモンゴル首相フレルスフ氏

1994年夏にモンゴルからの訪日団の一員として青森県を訪れた男性が、
日本の外務省に人探しを依頼した。「ホームステイ先の女の子を探している。
大きくなったらモンゴルに招待するという約束を果たしたい」。
この男性は現職のモンゴル首相オフナー・フレルスフ氏(51)。
同省が調べた結果、滞在先は五戸町(旧倉石村)の
高村実俊(みとし)さん(62)方だったと分かった。
10日、駐日特命全権大使が青森市を訪れ、高村さんに同氏のメッセージを手渡す。
外務省などによると、当時26歳だったフレルスフ氏は8月から9月にかけて、
アジア・太平洋諸国の青年と交流を深めるための国際協力事業団(当時)の
「21世紀のための友情計画」の一環で来日した。
その中で青森県に1週間ほど滞在し、県庁訪問や八戸市での
モンゴル生活体験イベントなどを行った。ホストファミリー宅には2泊した。
フレルスフ氏は滞在中、自分の娘と同じ年ごろの8歳だった高村さんの
次女智美さん(33)をとてもかわいがり「将来モンゴルに招待するから」と約束。
高村さんの家で過ごしたことを「言葉は分からなかったけど、とても楽しかった」と
振り返っているという。