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八重山毎日新聞 不連続線
民意って何だろう。安倍総理の憲法改正をめぐる民意の解釈に違和感を覚える。
年末の内外情勢調査会講演で、衆院憲法審査会が自由討議を行ったことにふれ「大きな変化。民意の勝利だ」と述べた
▼連立を組む公明党の山口委員長は16日の会見で「憲法改正について国民の関心は高くない」と指摘したうえ、「憲法のどこに総理大臣が発議すると書いてあるか」と発言した。皮肉だろうか
▼見えるのは都合のいい解釈。辺野古埋め立てをめぐる沖縄県民投票の結果を「真摯に受け止めるが普天間問題を先送りできない」との解釈で受け止めなかった。
石垣では直近の市長選挙や市議会議員選挙の結果を陸自配備にかかる民意とする意見がある。それも都合のいい解釈ではないか
▼「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんが石垣で独演会を開いた。
「民主主義は民意で成り立つ。住民投票をさせないのは独裁。民主主義を腐らせないで」と述べたという。まさしく
▼翌日の座談会で住民投票を求める会の金城龍太郎代表は、現状を「陸自配備ではなく、最低限の民主主義を守る闘いになっているのではないか」と発言した。
その危機感が切ない
▼都合のいい解釈なんていらない。民意を示し、あるべき姿を議論しよう。それこそが民主主義の根幹であり源泉。(慶田盛伸)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/36077/