2020年1月14日の早朝、東京都豊島区で大規模な火災が発生した。店舗兼住宅の2階から出火し、建物が全焼。
逃げ遅れた70代の男性が死亡し、二人が軽傷を負った。
(略)
情報提供者によると、火災が発生した建物の1階の一部には、昔から青果店があった。そして、1階の残りのスペースは
貸店舗になっていた。かつては鮮魚店がそこを借りていたが閉店し、その後にインド料理店が入った。
インド料理店は人気を博していたが、火災の影響で営業できない状態に。情報提供者は言う、「お店を経営しているのは
気さくな人で、遠くからもファンが通ってきていました。オープンして間もない頃、小さいお子さんも一緒に店のチラシを
配ったりしていたことを覚えています。地元の人たちからも愛されていた店で、気の毒です」。
(略)
一方、一部の近隣住民には悩みもあったようだ。この店の客には、各地から訪れる外国人が多い。店内が狭いこともあり、
夜遅くに店外に出て、路上にて大声で談笑する客がいたというのだ。彼らが日本の習慣を十分に理解していなかったのかも
しれないが、我慢の限界を超えた住民が路上で客を怒鳴りつけ、トラブルになったこともあるという。
当サイトでは、このたび現地を訪れた。火災が発生した建物の周辺には、焼け焦げた臭いが漂っていた。
(略)
当日は、建物周辺の道路が通行止めになったそうだ。通行止めは解除されたが、新たな心配の種も。「『建物が倒壊の
危険があるから、しばらくは近づかないように』と、警察の方が言っていました。でも、なぜか今は規制も解除されて、
普通に建物の前を通れる状態です。いつ倒れてくるかと思うと、怖いですよ」。
(略)
別の人物からは、「このへんは、昔から火事が多い」という証言が得られた。
(略)
前出の情報提供者に尋ねると、「建物が密集していて道も狭くて消防車が入りにくいから、消火活動に手こずります。
結果として、消火が間に合わなくて丸焼けになってしまうんだと思います」。かつては木造の家屋が多かったことも、
一因ではないかという。
(略)
記事全文とそのほかの画像一覧 https://tanteifile.com/archives/20419