大阪府警など10府県の合同捜査本部は9日までに、他人名義のキャッシュカード
で現金を引き出したとして窃盗の疑いで、東京都台東区、会社役員張東星容疑者(44)ら韓国人の男2人を逮捕した。フィリピンにいる
指示役の下で活動する特殊詐欺集団に属するとみて調べる。これまでに同集団の70人
以上を逮捕。被害は計約2億8千万円に上る。
合同捜査本部によると、昨年6〜7月、他のメンバーが他人名義のキャッシュカードを使って不正に出金して得た現金
数千万円が、複数回にわたり張容疑者ら2人に渡っていた。地下銀行を使ってフィリピンに送金していた可能性がある。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202002/0013102443.shtml