内定取り消し、首相「胸がふさがる思い」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今春の採用内定を取り消す企業が出ている問題で、安倍晋三首相は参院予算委員会で「胸がふさがる思いだ。できる限りのことをしたい」と述べた。ただ、具体的な新たな対応策を打ち出すことはなかった。野党統一会派の舟山康江氏への答弁。
首相は「学生のみなさんにとって自分の新しい人生が始まる門出の状況で、それが大きく変更されるということは、気持ちを思うと本当に私も胸がふさがる思いだ」と語った。一方で「一度決めた学生の採用を見直す企業は、事業活動を縮小せざるを得ないといった状況を抱えているところもあると考えられる」と述べ、企業側の対応にも理解を示した。
2020/3/16 14:27
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN3H15JDN3FUTFK00Q.html
