
兵庫の新型コロナ感染者計209人、死者12人に 学生3人感染の神戸大「クラスター発生確認していない」
兵庫県西宮市は6日、新型コロナウイルスに感染していた同市の80代の無職男性が4日に死亡したと発表した。
県内の死者は12人となった。また、神戸市は新たに20〜60代の男女6人が感染したと明らかにした。
県内の感染者は計209人。
西宮市によると、男性は3月11日に発熱。同22日にせきなどの症状が出て救急搬送され、人工呼吸器を着けていた。感染経路は不明のままという。
神戸市によると、同市の感染者6人のうち、50代の男性は会社の同僚が、40代の無職女性は家族の感染が分かっていた。
また、60代の女性は市内の高齢者施設に勤める介護職員で、発症前の3月下旬から東京に滞在しており、施設は通常通り営業する。
40代の女性は飲食店員で発症の10日前から仕事を休んでいた。この2人と、20代の会社員の男女2人の計4人の感染源は不明という。
また、神戸大(神戸市灘区)は6日、
神戸市などが既に感染を公表している20代の男性3人が、在籍する学生だったと発表した。いずれも3月12〜16日にドイツに旅行していた。
3人は神戸、西宮市と大阪府八尾市の在住。学内でクラスター(感染者集団)の発生は確認していないという。
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