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https://news.yahoo.co.jp/articles/274d65d1c44a259255a2ebd055e1c93df295b9b9
6月14日午前、北海道札幌市の歩道上で死んでいるシカが見つかりました。札幌市内では5日からシカの目撃が相次いでいて、警察は同一個体の可能性があると見ています。
シカが死んでいたのは、札幌市東区丘珠町の歩道上です。6月14日午前4時30分ごろ、付近を通行していた男性から、「シカが死んでいる」と110番通報がありました。
警察によりますと死んでいたシカは体長約1.2メートルで角はなく、車にはねられ死亡したとみられています。また発見された当時、下半身部分が動物に食べられたような跡があったということです。
札幌市東区では5日午前9時50分ごろ、今回シカが発見された場所から約2.6キロ離れた北33条東7丁目の交差点で車にはねられ逃げていくシカが目撃されていたほか、7日午後1時30分ごろ、約2.7キロ離れた北37条東7丁目の住宅街に出没しました。
さらに12日にも丘珠町の丘珠空港付近で出没する様子が確認され、周辺でシカの目撃が相次いでいました。
警察はこれらの目撃情報のシカは複数いると見ていますが、半径1.4キロ圏に集中していることから、いずれかの目撃と同じ個体の可能性があるとしています。