ナイジェリア出身27歳のバスケ選手、練習中に死亡
2020年8月8日 13:26
欧州のプロバスケットボールリーグでプレーしていたナイジェリア出身のマイケル・オジョ選手(27)が、セルビアの首都
ベオグラードでのトレーニング中に死亡したと、元所属チームのレッドスター・ベオグラードが明らかにした。
レッドスターの広報担当者はAFPの取材に対して、「このニュースに心から悲しんでいる」とコメントした。死因については
明らかにしなかったが、地元メディアでは同選手が心臓発作に襲われたと報じられた。 ナイジェリア・ラゴス出身で216
センチの長身を誇るオジョ選手は、学生時代に米国のフロリダ州立大学でプレーした後、欧州に渡ってプロ生活を開始した。
ベオグラードに本拠地を置く別のチームに所属した後、欧州の強豪チームであるレッドスターに移籍してすぐにファンの
人気者になり、同チームで2シーズンプレー。先月30日からは所属先がなかったものの、ベオグラードで練習を続けていた。
レッドスターは、「陽気な巨人」ことオジョ選手を哀悼するコメント文を発表し、「マイケル・オジョの突然で衝撃的な死に、
初日から彼を受け入れていた選手やコーチ、そしてクラブマネジメントの全員が深く悲しんでいる。彼もこのクラブを
自分自身のごとく考えていた」と述べた。
一方、ユーロリーグもオジョ選手の遺族をはじめ、チームメートやコーチ陣、「そして彼のパフォーマンスを楽しんだ大勢
のファン」に対して哀悼の意を表した。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3298169?cx_part=latest