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<安倍首相辞意>中国、日中関係改善への努力を評価=アジアの平和・発展へ協調継続を期待
安倍晋三首相が辞意を表明した。中国では安倍首相は第1次、第2次政権時代を通じて、中国との関係改善に尽力したと評価されており、後継首相にも安倍首相の対中路線を堅持するよう希望する声が多い。
安倍首相は昨年12月下旬に中国・成都で開かれた日中韓首脳会議に出席した際、成都が「三国演義」における蜀の都だったことにちなみ「3カ国は三国志時代の魏・呉・蜀のような互いに争う関係ではない。ともに手を携えて『新たな三国時代』を築くことを望む」と呼びかけた。
小泉政権を第1次政権で引き継いだ安倍首相は、小泉首相時代に冷え込んだ日中関係の「氷を溶かす旅」として2006年10月、初外遊先として中国を訪問。胡錦涛国家主席と8年ぶりの日中首脳共同文書「戦略的互恵関係」を締結した。
民主党政権時代の2012年9月、尖閣諸島国有化で日中関係は極度に悪化したが、同年12月に発足した第2次安倍政権は日中関係改善に向け尽力。安倍首相は度々訪中し、習近平国家主席と会談した。
日本と中国との間には国交正常化以来の緊密な相互経済関係がある。浙江省や上海市など経済発展が目覚ましい地方政府のトップを経験し、日本企業関係者との親交が深い習主席の本音は日本との共存共栄に持ち込むこと。
「対日関係は改善すべきだ。日中の経済交流と民間交流を強化せよ」と発言している。安倍首相は粘り強く習主席との会談を重ねた。最初の会談での表情は堅かったが、次第にほぐれ、微笑もみられた。
続く
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20200828028/