・外務省のチャイナスクール出身ではあるが対中強硬派という異色の人物。
・中国国内に幅広い人脈を持ち、情報収集能力が高く中国政府から警戒されている。
・中国公使在任中に中国からスパイを疑われ日本に舞い戻ったという噂がある。
・台湾や香港に駐在経験があり、特に台湾には二度も赴任している知台派。
・親米保守的な国際政治学者の故・高坂正堯の弟子。
駐中国大使に垂秀夫氏、中国側が同意 外務省前官房長
次の駐中国大使に垂(たるみ)秀夫前官房長(59)を起用する外務省の人事につい
て、中国政府が同意したことが分かった。中国に幅広い人脈を持ち情報収集力と分析
力の高さで知られる垂氏の大使就任には、中国側が警戒するのではとの見方もあっ
た。垂氏は閣議決定を経て着任する。
中国外交筋が明らかにした。「チャイナスクール」と呼ばれる中国語研修組出身の垂
氏は、中国・モンゴル課長や駐中国公使などを歴任し、台湾での勤務経験もある。
香港情勢をめぐり日本の対中世論が厳しさを増すなど、垂氏は両国関係に影が差す
なかで対中外交の前線を担うことになる。
https://www.asahi.com/articles/ASN8Z53D4N8ZUHBI006.html