
側溝に荷物85個捨てる 北茨城郵便局社員「楽したいと思った」 住民からの通報で発覚
2020年11月5日(木)
日本郵便関東支社は4日、北茨城郵便局(北茨城市)の期間雇用社員の20代男性が、
指定地域の全世帯や事業所に郵便物を配るサービス「タウンプラス」の荷物85個を側溝に投棄し、配達しなかったと発表した。
同支社は、刑事告訴に向け高萩署に相談している。
同支社によると、10月28日、男性が同局の配達地域内の側溝に荷物85個を投棄。
同日、地域内の住民から「郵便物のようなものが捨てられていた」と連絡があり、社内調査で判明した。
男性は動機について「配達しないで楽をしたいと思った」などと話しているという。
同支社は依頼主に謝罪し、「コンプライアンス指導の徹底に努めていく」としている。
同サービスは、利用者が指定する地域に宛名を記載せずに配達ができ、政府のマスク配布で活用された。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16044884406728