>>1 【韓国】 国内半導体業者130社のうち素材納品契約したのは3社だけ〜「嫌でも日本に頼るしか…」[09/06]
日本の半導体装備輸出規制に対応して政府と企業が素材・部品・装備(素部装=ソブチャン)の競争力強化に出たが産業現場の変化は遅い。
政府の支援にもかかわらず、ソブチャン企業等がサムスン電子やSKハイニックス等が求める技術水準に合わせることが難しいうえ納品業者変更リスクを抱える需要企業等もなかなか速度をあげにくいからだ。
企業はソブチャンを推進するものの日本総理交代時期をむかえて韓日関係改善のために政府が積極的に出なければならないと口をそろえた。
国内半導体企業等の日本製半導体装備輸入が増えたのは今まさに歩みだした企業等が短期にグローバル企業等の需要と品質に合わせることが容易でないうえ、依然として生産状況も不安定なためだ。
実際に産業通商資源部が国内ソブチャン自立のために出した「半導体ディスプレイ性能評価支援事業」実績を見れば今年6月基準で130企業のうちサムスン電子とSKハイニックスなど需要業者から品質認証を受けた企業は今年6月基準で19ヶ所にとどまった。難しい認証を受けても需要企業と納品契約を締結した業者は3ヶ所に過ぎない。全国経済人連合会が調査したソブチャン競争力も昨年より小幅に上がっただけだ。
業界では品質に敏感な半導体工程に国内業者の製品を使うことをめぐり「今まさに臨床第1相試験を通過したワクチンを人にすぐに注射するようなもの」という評価だ。(記者注:臨床試験は第3相まであり、第1相は健康な人に投与して副作用がないか調べる初期段階。)
ただし産業部のある関係者は「8月基準として品質認証を受けた業者が105件に達し、事業契約件数は次第に増えると予想される」と言った。