パトカー追跡事故で大学生死亡 過失致死傷と酒気帯び運転容疑で会社役員を逮捕
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27日午前2時ごろ、福井市花月2の市道で、福井県警福井署のパトカーが追跡していた乗用車が軽乗用車と衝突した。軽乗用車を運転していた福井市の大学生(21)が左腕などを折る重傷。同乗していた大学生の塩崎里桜さん(18)が首などを強く打ち、死亡した。
同署は、乗用車を運転していた福井市新田塚1、会社役員、坂田達磨容疑者(46)を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で逮捕した。坂田容疑者も胸の骨を折る重傷。飲酒して運転したことを認めているといい、同署は自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑の適用も視野に捜査を進める。
同署によると、乗用車は同市の繁華街「片町」で一時停止違反をしたため、パトカーが停止を求めたが西側に逃走した。パトカーが約1・4キロ追跡した後、信号のない交差点で軽乗用車と衝突した。署は「追跡行為は適正だったと認識している」としている。