インド北部にあるウッタル・プラデーシュ州の地方都市で、幼児殺害事件が起こった。しかしそれは、ただの殺害事件ではなかった。
現地メディアの報道によると、11月15日、農村部に住む7歳の少女が連れ去られ、森林でレイプされたうえに殺害され、遺体から肺や肝臓などの臓器が取り出されていた状態で発見されたのだという。
その前日の11月14日はディワリと呼ばれるヒンドゥー教の大きな祭りの日で、その日の夜から少女は行方が分からなくなっていた。
警察の捜査により、遺体が発見された当日にはアンクル・クリル(20)とビーラン(31)の二人の男が逮捕され、この事件の共謀者であるパルシュラム・クリルとその妻もその翌日に警察に拘束された。
調べによると、パルシュラムは1999年に妻と結婚したがこれまでずっと子供ができず、子供を授かるために黒魔術を行なうことを考えた。そこでパルシュラムは、甥とその友人に、少女を殺害してその肺を取り出して持ってくるよう依頼したのだという。その謝礼は1000インド・ルピー、日本円にしてわずか1400円だった。
アンクルとビーランは祭りの夜、泥酔した状態で外を歩き、爆竹を買うために外に出ていた少女を誘拐すると、森に連れ込んで、非道な行いに及んだのだという。
少女の遺体は翌朝、近くを通りかかった村人たちによって発見され、すぐさま警察に通報された。
パルシュラムの妻はこの犯行に直接は関係していないが、夫の企てを知りながら誰にも言わずに黙っていたということで、警察に拘束された。
インドでは、一部の地域で未だに黒魔術が行われており、黒魔術による殺人とされる事件もときおり発生している。
ソースはもちろんトカナ
https://tocana.jp/2020/12/post_188753_entry.html