12月10日午後4時から北海道の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開かれ、鈴木知事は12月11日までとしていた「集中対策期間」を、来年1月15日まで約1カ月延長することを決定しました。
札幌市内に出されていた「不要不急の外出自粛」や「札幌以外との往来自粛」など"強い要請"は12月25日まで延長されました。また「札幌市全域での接待を伴う飲食店の休業要請」「ススキノ地区での酒類提供の時短要請」も12月25日まで延長されました。
一方、医療機関などでのクラスターが相次ぎ自衛隊による災害派遣が行われている旭川市に対しては、新たに12月25日までの2週間、不要不急の外出を自粛するよう要請しました。
また対策期間の延長に伴い、鈴木知事は全道民に対し1月15日までの間、同居者のみの場合を除く「5人以上」「2時間を超える」長時間の飲食と、「年末年始の挨拶まわり」を控えるよう求めました。
鈴木知事は「医療体制は今後も厳しい状況が続くと想定される。年末年始は多くの医療機関が休診となる一方、人が集まる機会が増えて感染リスクが高まる。心苦しい決定だが、道民の大切な命と健康、暮らしを守るため、集中対策期間を延長せざるを得ないと判断した」と述べました。
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