信越化学工業はインフラ資材や日用品に使う塩化ビニール樹脂の国内向け価格を3月1日納入分から1キロ10円(6%前後)以上引き上げる。
値上げ表明は2018年10月分以来2年5カ月ぶり。
原料のエチレンが値上がりしているほか、物流や設備補修のコストも上昇しており、製品価格に転嫁する。
塩ビ樹脂は水道管などのパイプや建設資材、日用品・フィルムなど幅広い用途がある。
信越化学が最大手で、今後、他社が追随する可能性もある。値...
信越化学、塩ビ樹脂を値上げ 2年5カ月ぶり
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODJ256TL0V20C21A1000000