スカイツリー展望台の時間
地上より速く進んでいた
一般相対性理論を実証
超精密時計「光格子時計」の観測で確かめたとする論文を、
香取秀俊 東京大教授(量子エレクトロニクス)らが
6日付ネイチャーフォトニクス電子版で発表した。
重力が大きいと時間の進み方はゆっくりになるという、
アインシュタインの一般相対性理論を実証する内容。
研究チームは2018年10月、
スカイツリーの展望台(標高456・3メートル)と
地上(同3・6メートル)に
光格子時計を1台ずつ設置して実験を始めた。
展望台の時計では1週間平均で1日当たり4ナノ秒速く進んでいた。
光格子時計
イラスト説明
https://www.sanspo.com/geino/amp/20200407/sot20040705010001-a.html