ソウル・ハンガン(漢江)で深夜、友人と酒を飲んだ後、酔って眠ってしまった男子大学生が行方不明となっている。
ソウル・ソチョ(瑞草)警察署によると、ソウルに住む男子大学生Aさん(21)が今月25日深夜、漢江公園・水上タクシー乗り場近くで最後に目撃された後、連絡が途絶えている。
Aさんは24日午後11時ごろから翌日未明まで漢江公園で友人と酒を飲んだ後、酔って眠ってしまったという。以降、友人は午前4時30分ごろに眠りから覚めて帰宅したが、Aさんは帰宅せず行方がわかっていない。
泥酔していた友人は、Aさんが朝方4時30分ごろに同じ場所にいたのか、正確な記憶がないと話していることがわかった。
Aさんの父親は自身のブログを通して「潜水橋を渡って江北での捜索を開始し、妻(Aさんの母親)は行方不明届けを出した」とし、「漢江にも行ってみたが、息子はまだ見つかっていない」と説明。
また「わたしにとって、目に入れも痛くない大切な息子。再会できるのか、きょうで(行方不明から)5日が経過する」とし、「刑事の方々も努力してくださっているが、防犯カメラがあっても不鮮明で、息子なのか別人なのかを把握できない」と明かした。
父親は「まだ希望はあるのだろうか。結果が出るまで耐えているが、わたしも今後生きていくことのできる人生なのか、もうわからない」とした上で、「どうか漢江で息子がいなくなった時間、そこにいた方は連絡をお願いしたい」と訴えた。
一方、警察関係者は「付近の防犯カメラを分析する一方、漢江警察隊と共にヘリコプターやドローンなどを動員し捜索を続けている」とし、「失踪も含め、様々な可能性を念頭に置いて捜索している」と伝えた。
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