ランドクルーザーシリーズは今年で生誕70周年となる。
プラドに特別仕様車 TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”が設定され発売となった。
ランドクルーザーシリーズは、ジープBJ型として1951年に警察予備隊への納入を目指して開発されたモデルを起源とする。
結局、この入札は三菱・ジープに敗れ、納入を果たすことができなかったわけだが、国家地方警察のパトロールカーとして採用されたことで、ランドクルーザーの歴史がスタートした。
今回の特別仕様車は、TX“Lパッケージ”をベースに装備に加え、ブラックを基調とした外装と、高級感を高めた内装を特徴とする。
ランドクルーザープラド特別仕様車の車両価格は、429万0000円〜511万8000円に設定された。
エクステリアでは、ブラック塗装を施したラジエーターグリル、ヘッドランプガーニッシュ、18インチアルミホイールを装備。
インテリアでは、専用色サドルタンの本革シート表皮、本革センタークラスターサイドニーパッドが採用される。
また、70th ANNIVERSARYのロゴが入った専用サイドエンブレムやフロアマットは販売店装着オプションとして用意される。
■通常ランドクルーザープラドも一部改良
そして、通常ランドクルーザープラドも一部改良を受け、インテリジェントクリアランスソナーの標準装備化に加え、19インチアルミホイールが新デザインとなった。
ランドクルーザープラド通常モデルの車両価格は、366万6000円〜554万3000円となる。
この一部改良に関しては、小さな程度に留まったと見ている。
来年2022年はランドクルーザープラドのフルモデルチェンジが実施される見通しとなっており、このタイミングで開発コストが嵩む改良は盛り込んでこないはずだ。
■300系は、まもなくフルモデルチェンジ
なお、今回の一部改良と特別仕様車の設定は、プラドに限られる。
200系ランドクルーザーのほうは既に生産を終え、300系へのフルモデルチェンジが迫っている。
まもなく日本市場に向けたアナウンスがあるはずだ。
(続きあり)
https://car-research.jp/landcruiser/prado-3.html