公明祝意 共産対応せず 中国共産党創建100年
公明党の山口那津男代表は1日、創建100年を迎えた中国共産党について「一つの政党で100年を迎えること自体、なかなかないことだ。なお一層、世界の平和と発展、安定のために力を尽くしていただきたい」と述べた。都内で記者団に語った。同党関係者によると、中国共産党側からの要請により、山口氏の名義で祝意のメッセージも出した。
一方、日本共産党は中国共産党創建100年について祝意のメッセージなどは出さなかった。自民党は中国側の依頼を受け、二階俊博幹事長名で「電報」を送ったが、日本共産党広報部は「中国側から祝電依頼は来ていない」としている。
日本共産党は昨年1月、志位和夫委員長が「中国の党は、『社会主義』『共産党』を名乗っているが、その大国主義・覇権主義、人権侵害の行動は、『社会主義』とは無縁で、『共産党』の名に値しない」と断じていた。中国側が日本共産党からの祝意表明は難しいと判断した可能性がある。
社民党の福島瑞穂党首は中国側の依頼を踏まえメッセージを送った。中国メディアの6月下旬の報道によれば、「中国共産党が、習近平氏による新時代の中国の特色ある社会主義思想の指導の下、中華民族の偉大な復興を実現する道を、引き続き突き進まれることをお祈りする」との内容だった。
https://www.sankei.com/article/20210701-ZXJRMHQTQNM4PAN6YGRNMUA67I/
立憲民主、中国共産党100周年に祝意
https://www.sankei.com/article/20210630-N2ZUM3SGMNP6BFWIX6GY27RVQ4/