北米スバルは、フルモデルチェンジした新型WRX、2022年モデルのティザー画像を公開した。
WRXシリーズは、インプレッサのハイパフォーマンスグレードを起源とする。
2014年にはインプレッサから独立し、「WRX」をモデルネームとした販売がスタートしたが、これも現在は生産を終えており、2代目となる新型WRXの発売が待望される段階となっている。
発表されたティザー画像のモデルは、北米で単に「WRX」と呼ばれるもので、日本国内の「WRX S4」に相当する。
これは2021年秋の日本発売が予想される。
そして、より高性能なWRX STIについては、今回のタイミングでは市場投入されず、2022年中盤頃の追加発売となりそうである。
■新型WRXはSGP採用、2.4L ボクサーターボを搭載
新型WRXはスバルグローバルプラットフォーム(SGP)が採用される。
搭載されるエンジンは、FA24F型の2.4L水平対向4気筒ターボとなる見込みで、これは北米向け大型SUVのアセントで既に採用実績がある。
あるいは、発売が迫る2代目BRZの2.4L NAのターボ版と見ることもできるだろう。
また、従来型WRX S4に搭載されたFA20F型との比較では、同一ストロークのボアアップ版となる。
新型WRXのエクステリアは、2017年の東京モーターショーで公開された「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」がデザインスタディとされる。
新型WRXのティザー画像からは、クーペ調に仕上げられたルーフライン後半の処理がコンセプトから引き継がれているのがわかる。
一方で、セダン車として十分な、後席居住性も備えていそうだ。
(続きあり)
https://car-research.jp/wrx/s4-sti.html