セイコーエプソンは15日、半導体やプリンター部品の製造に使う洗浄装置など計81台の「高周波利用設備」について、電波法に定められた総務省への申請を怠っていたと発表した。
同社は対象装置の稼働を止めて申請を行っているが、通常でも許可まで1カ月程度かかるため、一部の半導体は納入に遅れが生じる可能性がある。
同社は「厳粛に受け止め、深くおわびする」と陳謝。「申請に対する認識不足」が原因とみて、再発防止を徹底する。品質への影響はないと説明している。
半導体設備で電波法違反 申請漏れ、納入遅延―セイコーエプソン
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071500950&g=eco