立民・石川大我参院議員「週刊文春からの質問と回答の全文」を自身のホームページに掲載
2021年8月17日 20時32分スポーツ報知
立憲民主党の石川大我参議院議員は17日、自身のホームページに「『週刊文春』記事に関して、週刊文春からの質問と回答の全文です」と題した文書をPDFで掲載した。
17日の「文春オンライン」には、新型コロナウイルスに感染した石川議員と面識ある人物の救急搬送についての記事が掲載されていた。
【石川議員が掲載した「週刊文春からの質問と回答」全文】
質問1 8月8日夜、石川議員の秘書が知人である○○○○氏について「(○○氏が)コロナ感染症にかかり、体調が悪化している」旨の119番通報を行ったことは事実でしょうか。
(回答)まず、当該患者の状況は、陽性判定から8日間自宅療養し、高熱、酸素飽和度が危険な状況になるなど病状が悪化していましたが、本⼈がこれまで2度救急車を呼んでも入院には至らなかったということです。
8日に自身のSNSに「新宿保健所の対応はひどすぎる。このままだと死んでしまう。死んだ後のために、対応の酷さをメモした」など自殺をほのめかす旨の発言を行っていることに秘書が気付いてかけつけました。秘書が到着した際、精神的にもダメージを受け意識が朦朧としている状況だったので、秘書が119番通報したと報告を受けています。私はその後、現場に到着しました。
質問2 石川議員と○○氏は、もともと面識はあったのでしょうか。
(回答)秘書の友人であり、私も数回の面識はありました。
質問3 現場に駆けつけた石川議員と秘書は、救急隊員に対し、○○氏を病院に搬送するよう繰り返し命じ、救急隊員の様子を撮影した上で「もし搬送しないと、この動画をSNSなどで晒す」という趣旨の発言をしたという情報があります。それは事実でしょうか。
(回答)救急隊員に対して私は、日々の業務に対して慰労の言葉を伝えています。救急隊からは「ここ数日、何時間も搬送できない状況が続いています。現場は地獄です」との返事をいただきました。長時間になったので、明日、医療機関にかかるようにして、救急隊は帰らないと他の方達の対応ができないのではないか、と私から救急隊の方に話かけるなどもしました。
患者の容体については意見交換をしましたが、「この画像をSNSで晒す」などといった脅しのような発言をしたことは一切ありません。脅しをして進展するような現場ではなく、皆で協力して搬送先を探しましょう、という状態でした。私は感染予防のため、常に玄関の外で対応していました。