髪50センチ伸ばし、寄付 医療用ウィッグに協力 水戸の小5・中三川さん
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16294592254562
水戸市笠原町に住む市立笠原小5年の中三川心咲(なかみがわみさき)さん(10)が、自分の髪の毛を寄付し、病気などで髪を失った子どもたちのため医療用ウィッグ(かつら)を贈る取り組み「ヘアドネーション」に協力した。小学1年から、長髪のウィッグができる目標の50センチまで髪を伸ばしてきた。中三川さんは「誰かの役に立ててうれしい」と思いを込めて髪を切った。
きっかけは、中三川さんが小学校入学前、仲の良い友人が病気となり髪が抜けてしまったこと。母親の和美さん(40)に尋ねると、友人は治療のために髪が抜ける薬を使っていることや、ヘアドネーションについても教わった。中三川さんは友人と同じ境遇の子どもたちのためにと、髪を伸ばし始めた。
3年生の時には、同じクラスに髪の長い子どもはいなくて、切りたいと迷ったこともあったが、「でも誰かのためになる」と諦めなかった。元々は、昨年の夏休みに髪を切る予定だった。ただ、多くの人が希望する長髪のウィッグができる50センチの髪が不足していることを知り、1年延期して髪を伸ばし続けた。
中三川さんは19日、同市元吉田町の美容室「EARTH coiffure beaute水戸店」で太ももまで伸びた髪をカット。緊張した表情で鏡を見つめ、束ねた髪が丁寧に切られていった。髪は自宅に持ち帰り、子どもたちへのウィッグの無償提供に取り組むNPO法人「JHD&C」(大阪)に郵送するという。
様子を見守っていた和美さんは「この髪はただの髪でなく、役に立ちたいという優しい思いの集まり。『頑張ったね』という気持ち」と目を細めた。
髪をショートにするのは初めてという心咲さんは、「ちょっと悲しいけど、達成感がある。またヘアドネーションをやってみたい」と充実した笑顔を見せた。
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水戸市笠原町に住む市立笠原小5年の中三川心咲(なかみがわみさき)さん(10)が、自分の髪の毛を寄付し、病気などで髪を失った子どもたちのため医療用ウィッグ(かつら)を贈る取り組み「ヘアドネーション」に協力した。小学1年から、長髪のウィッグができる目標の50センチまで髪を伸ばしてきた。中三川さんは「誰かの役に立ててうれしい」と思いを込めて髪を切った。
きっかけは、中三川さんが小学校入学前、仲の良い友人が病気となり髪が抜けてしまったこと。母親の和美さん(40)に尋ねると、友人は治療のために髪が抜ける薬を使っていることや、ヘアドネーションについても教わった。中三川さんは友人と同じ境遇の子どもたちのためにと、髪を伸ばし始めた。
3年生の時には、同じクラスに髪の長い子どもはいなくて、切りたいと迷ったこともあったが、「でも誰かのためになる」と諦めなかった。元々は、昨年の夏休みに髪を切る予定だった。ただ、多くの人が希望する長髪のウィッグができる50センチの髪が不足していることを知り、1年延期して髪を伸ばし続けた。
中三川さんは19日、同市元吉田町の美容室「EARTH coiffure beaute水戸店」で太ももまで伸びた髪をカット。緊張した表情で鏡を見つめ、束ねた髪が丁寧に切られていった。髪は自宅に持ち帰り、子どもたちへのウィッグの無償提供に取り組むNPO法人「JHD&C」(大阪)に郵送するという。
様子を見守っていた和美さんは「この髪はただの髪でなく、役に立ちたいという優しい思いの集まり。『頑張ったね』という気持ち」と目を細めた。
髪をショートにするのは初めてという心咲さんは、「ちょっと悲しいけど、達成感がある。またヘアドネーションをやってみたい」と充実した笑顔を見せた。