今月、ケンブリッジ大学などの研究チームが、
史上初めてダークエネルギーを検出することに
成功した可能性があると発表しました!
そしてそのダークエネルギーを発見した可能性のある実験というのが、
実は去年6月に「ダークマター」を発見することに成功したと発表され、
大きな話題を呼んだ実験となります。
ダークマターの正体候補の一つに、アクシオンという素粒子が挙げられています。
アクシオンは非常に軽く、
陽子の100兆分の1程度の質量しかない素粒子なんだそうです。
東京大学などの日本の大学も参加する
国際研究チームによって行われたXENON1T実験では、
-100に冷却された3.2トンの液体キセノンを使って、
ダークマターの存在を探っていました。
研究チームはダークエネルギーの持つこのような性質を踏まえたモデルを構築し、
仮に太陽内の放射層と対流層の間にある非常に磁場が強い「タコクライン」
と呼ばれる領域でダークエネルギーの粒子が生成された場合、
XENON1T実験でどのような結果が検出されるのかを調べました。
すると得られた予想と、実際に検出された実験結果とが
高い精度で一致したそうです!
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https://creators.yahoo.co.jp/uchuyabaichkyabechi/0100136584