
大阪府摂津市のマンションで男児(3)に高温の湯を浴びせて死なせたとして、
大阪府警は22日、男児の母親の交際相手で無職の松原拓海(たくみ)容疑者(23)=羽曳野市南古市2丁目=を殺人容疑で逮捕し、発表した。
「(高温の湯を)故意に浴びせていません」と容疑を否認しているという。捜査1課によると、
松原容疑者は8月31日午後、摂津市鳥飼本町5丁目のマンションの一室で、交際相手の女性の長男、新村(にいむら)桜利斗(おりと)ちゃんに
高温の湯を浴びせるなどの暴行を加え、全身やけどに伴う熱傷性ショックで殺害した疑いがある。 同課や摂津市消防本部によると、
31日午後4時50分ごろ、松原容疑者が「浴室内で男児の意識がない」と119番通報した。 救急隊員が駆けつけたところ、
桜利斗ちゃんはリビングで倒れていた。すでに心肺停止状態で、頭から上半身にかけて皮膚がただれており、
約1時間20分後に搬送先の病院で死亡したという。当時、母親は外出中だったとみられる。
松原容疑者は逮捕前、府警の事情聴取に対し、「お湯の温度を徐々に上げて(桜利斗ちゃんと)遊んでいた」と説明したという。 https://news.yahoo.co.jp/articles/d0a30ae7b7d4f6f026ba3133561901869df4370f