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韓国、「犬肉禁止」の公論化始める…来年4月に結論
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が検討を支持した犬肉の食用禁止問題に対し
韓国政府が公式な公論化過程を始める。来月に社会的機関を発足させ来年4月
までに議論を終える計画だ。
韓国政府は25日、「犬肉食用の公式的終息に対する社会的議論推進方向」の
議論を始めたと明らかにした。金富謙(キム・ブギョム)首相は「犬肉食用関
連議論はきのうきょうの話ではなく、1988年のソウル五輪を始まりに30
年以上続いてきた問題。最近ペット飼育世帯数が急増し、動物権と動物福祉に
対する韓国社会の関心が高まっており、犬肉食を『古くからの食習慣とだけ見
るのは難しくないか』という声が大きくなっている」と話した。
これに先立ち文大統領は9月にペット関連報告を受け「犬肉の食用禁止を慎重
に検討する時期になったのではないか」と話した。その後政府は犬肉食用問題
タスクフォースを設置して本格的な社会的議論を準備してきた。
韓国政府は12月に「犬肉食用問題議論に向けた委員会」(仮称)を立ち上げ、
犬肉食用の公式的終息案を具体的に議論する。委員会は関連団体、専門家、非
政府組織(NGO)、政府関係者ら約20人の委員で構成し、生産分野と流通
分野を分けて議論を進める方針だ。【以下略】
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https://japanese.joins.com/JArticle/285148