経済産業省は、国会議事堂内のトイレで女性を盗撮したとして書類送検された男性職員を
停職9か月の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは経済産業省の大臣官房総務課に所属していた33歳の男性職員です。
この職員はことし4月、国会議事堂内のトイレで20代の女性をスマートフォンで盗撮したとし
て、東京都の迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されていました。
経済産業省によりますと、職員は当時国会の連絡業務を担当していて、盗撮したことを認め
ているということで、1日付けで停職9か月の懲戒処分にしました。
また当時、官房長だった多田明弘事務次官と職員の直属の上司だった管理職についても、
監督責任があったとして厳重注意の処分としました。
経済産業省は「職員一人ひとりが国家公務員の自覚を持って職務にあたるよう徹底してい
く」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211201/k10013370801000.html