独ライカカメラ社は2021年1月13日(現地時間)、レンジファインダーカメラ「ライカMシステム」の新モデル「ライカM11」を発表した。
約6000万画素の高画素センサーを搭載したほか、ベースプレートのない構造を採用するなど、従来モデルから大幅な改良が施されている。
日本国内での販売価格は1188,000円(税込、ブラック・シルバーとも)。
ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2022年1月14日10時より受注を開始し、1月21日より発売する予定となっている。
3種類の記録画素数を選べる裏面照射型CMOSセンサーを採用。ベース感度はISO64に
「ライカM11」は、2017年1月に発売された「ライカM10」から約5年ぶりとなる、M型デジタルのフルモデルチェンジとなるモデルだ。
最大の注目点は、M型デジタルとして最高画素数となる、約6000万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載したこと。
「トリプルレゾリューションテクノロジー」の採用によって、JPEGだけでなくDNG(RAW)でも約6000万画素、約3600万画素、約1800万画素の3種類から記録画素数を選ぶことが可能となっている。
どの記録画素数でも撮像素子の全域を使って撮影できるのが特徴で、ライカの最新のアポレンズの光学性能を引き出した高画質な撮影を行う場合は約6000万画素、連写の持続性を高めたり、
ファイルサイズを抑えたりしたい場合は約3600万画素/約1800万画素といったように、使い方にあわせた選択が可能だ。
また、撮像素子の前面には、極薄のガラスを2層に重ねた特殊なUV/IRカットフィルターを配置。
急角度で入射してくる光の状態も効果的に補正し、周辺部まで高画質を実現している。
新たなカラーフィルターの設置によって、より自然な色再現性も可能となった。
6000万画素センサー採用の「ライカM11」発表。価格は118万8,000円(税込)
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