スズキの新型ビターラ(日本名エスクード)がオランダとポーランドのスズキ販売店のウェブサイトで先行公開された。
新型ビターラで大きく変更されるのがパワートレインラインアップで、「ストロングハイブリッド」が追加される。これまでスズキの「ストロングハイブリッド」といえば、現行スイフトなどに搭載される1.4L ターボ+5速AGS+10kWモータのシステムを指していたが、実はスズキは公式には、その呼称を使っておらず、単に「ハイブリッド」としていた。
今回からは「ストロングハイブリッド(STRONG HYBRID)」の表現を大体的に使っており、その仕様は、K15C型1.5Lエンジン+6速AGS+24.6kWモータのシステムとなった。
従来型システムからトランスミッションのAGSが1段増やされ、モーター出力は2倍以上に増強されている。
駆動用バッテリーは140V、840Whのリチウムイオン式となり、これはトヨタ・ヤリスハイブリッドの駆動用バッテリーの容量、740Whを上回っている。
そして新型ビターラは、フルモデルチェンジではなく、マイナーモデルチェンジ相当のリフレッシュとなった。
ヘッドランプ、リアコンビネーションランプなどエクステリアの小変更はありそうだが、外板パネルは基本的に変わっていないようだ。
新型ビターラ ストロングハイブリッド オランダ仕様の価格は、2万8250ユーロ(日本円換算約364万円)がスタート価格。
ポーランド市場へのデリバリーが最初となる見込みで、2022年3月が予定されている。
■新型エスクードとしての日本発売が期待される
(続きあり)
https://car-research.jp/escude/suzuki-suv.html