トヨタ・プリウスのフルモデルチェンジは2022年後半頃の実施が予想される。
トヨタは2022年に現行ラインアップの多くの車種に対して、一部改良を実施していく計画。
半導体不足で納期が長引くなか、2022年1〜2月の段階で一部改良の対象モデルを一旦受注停止とし、以降は改良済みモデルの販売に切り替えていく動きがある。
そんななかプリウスは、一部改良の予定車種には含まれていない。つまり予想されていた通り、2022年内にフルモデルチェンジされる可能性が高まった。
■全固体電池搭載なるか、プリウスのフルモデルチェンジで採用が期待される新技術
新型プリウスで採用される新技術にも注目が集まる。
まず全固体電池については、トヨタはBEVではなくハイブリッド車から搭載をスタートさせる方針となっている。
全固体電池搭載のBEVは、試作車による走行試験を完了させている段階にあるが、必要な容量を量産するとなると、技術的にもコスト的にもまだまだ障壁は高い。
比較的、必要容量の小さい、ハイブリッド車から市販車搭載実績を積み上げていくことになる。
なかでも新型プリウスは、全固体電池搭載車種の有力候補とされるが、これはモデル中期まで待たされる可能性がある。
一般的なユーザーにとって、技術的に重要なポイントは、PHEV(プラグインハイブリッド)を採用するグレードが拡大することにあるだろう。
■プリウスα復活の可能性はあるのか、ハイブリッド3列シートワゴン車
(つづきあり)
https://car-research.jp/prius/fmc-4.html