18日に映画「愛国女子―紅(くれない)武士道」が公開を迎える。現実世界と霊界、双方から日本に迫る危機。このままでは日本が滅んでしまう―。ヒロインの女剣士、大和静を演じる千眼美子、静を導く男、高山悟志を演じる田中宏明、プロデューサーの小島一郎氏が、映画への思いを語った。
ここ数年、日本とその周辺国との間で緊張度が増しているのは周知の事実。「愛国女子―紅武士道」は、そんな状況下で正義を貫き、愛する祖国を守るために立ち上がった若者たちが描かれている。道場主の娘であり、剣道全国大会優勝の実績を持つ大学生のヒロイン・大和静(千眼美子)は、日頃から日本の政治スタンスに疑問を抱いていた。そんな静の前に現れた「日本救済会議」事務局長を名乗る高山悟志(田中宏明)。2人の出会いと時を同じくして、現実世界と霊的世界の双方で、日本に脅威が迫る。そして、運命は「愛国女子」に託された―。
プロデューサーの小島氏は「この企画をいただいた2018年は、北朝鮮がミサイルを発射してJアラートが鳴っていた頃。映画が公開される頃に何が起きているかわからないけど、日本人には本当に目覚めてほしい、と切なる願いを込めて制作しました。単なるエンタメではなく、リアリティーのある映画になっていると思う」と語る。
「静は素の自分とは真逆のキャラ」と話す千眼は「静が『精神、たたき直してきなさい!』って言うシーンは、逆に演じている私が一番叱られている感じがしました」と笑う。それでも、「この映画は日本を国難から救い、アジアを自由で平和に発展させていく力を持っていると思う。監督をはじめ、愛国心を持ったスタッフや共演者の力が結集している」と胸を張った。皆を引っ張るリーダーを演じた田中も「日本の未来を明るく切り開いていくような力を持った映画。若い男性にも見ていただき『愛国男子』として目覚めてほしい」と話した。
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