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ブルガリア国防相を罷免 ウクライナ侵攻に消極姿勢 3/1(火) 13:49 Yahoo!ニュース 590 ブルガリア・ソフィアで、ロシアのウクライナ侵攻に抗議して旧ソ連軍の記念碑をウクライナ国旗の色に塗る人(2022年2月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ブルガリアのキリル・ペトコフ(Kiril Petkov)首相は2月28日、ロシアによるウクライナ侵攻を「戦争」ではなく「軍事作戦」と呼ぶなど、ウクライナ危機への関与に消極姿勢を示したステファン・ヤネフ(Stefan Yanev)国防相を罷免すると発表した。
【写真】ブルガリア首都で行われたロシアのウクライナ侵攻に抗議するデモ ヤネフ氏は数日前、テレビインタビューとフェイスブック(Facebook)への投稿で、ウクライナ侵攻を「戦争」と呼ばず、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が侵攻発表時に使った「軍事作戦」や「軍事介入」という表現を使い続けた。 ヤネフ氏はロシアの行動を「絶対に容認できない」「受け入れ難い攻撃」などと非難したが、国民から反発を受け、ソーシャルメディアで罷免運動が起きた。 ヤネフ氏は親ロシアのルメン・ラデフ(Rumen Radev)大統領に近いとされる。ブルガリアは欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の加盟国となっているが、ロシアとの文化的・歴史的結び付きが強く、1989年の共産党独裁体制終焉(しゅうえん)後も、エネルギーをほぼ全面的にロシアに依存してきた。