
さいたま市のさいたまスーパーアリーナでは、アイドルグループのグッズを求めて外で並んでいたおよそ10人が熱中症の疑いで救護室に運ばれました。
消防などは出動していないということです。
さいたま市中央区にあるさいたまスーパーアリーナでは、2日夕方から行われるアイドルグループのイベントを前に、建物の外のテントでグッズの販売が行われました。
テントの周りにはグッズを求めて長蛇の列ができ、イベントを運営するスタッフによりますと、並んでいたおよそ10人が体調不良を訴え、熱中症の疑いで救護室に運ばれたということです。
消防や警察は出動していないということです。
販売開始は昼過ぎの予定でしたが、およそ1000人の行列ができたため、運営側は予定より40分早く販売を始めたほか、日陰に並んでもらうよう誘導したり水分や塩分の補給を呼びかけたりしたということです。
京都から訪れたという女性によりますと、インターネットでの販売は売り切れだったということで「熱中症の症状が出て車椅子で列から運び出された人がいるとSNSで見ました。信じられないくらい暑いです。熱中症にならないように経口補水液を持ってきました」と話していました。
朝から並んでいた人もいたということです。
埼玉県内には2日、熱中症警戒アラートが出され、気象台によりますと、さいたま市は日中の最高気温が38.3度を観測し猛烈な暑さとなりました。
さいたまスーパーアリーナ 10人が熱中症の疑いで救護室搬送
08月02日 17時47分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220802/1000083078.html