杉村太蔵 自民党と旧統一教会の関係調査に持論
「過去の重鎮たちに聞くべき」「生稲さんに聞いても…」
元衆院議員でタレントの杉村太蔵(43)が、3日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演し、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係性調査に疑問を口にした。
岸田文雄首相は先月の会見で、所属議員には教団との関係を断絶することを徹底させると述べた。党は所属の国会議員に対してアンケート調査を実施し、実態把握に努めるとしている。
杉村は「僕ね、今回、今の党所属の国会議員に聞いているんですよ。
生稲さんに聞いたってしょうがない」と、7月の参院選で初当選したばかりで、選挙前に教団の関連施設を訪れていた生稲晃子氏の名前を出しつつ、党の動きに疑問を呈した。
その上で、「もっと過去の重鎮たちに聞くべきなんですよ、これは。森(喜朗)さんとか、古賀誠さんとか山崎拓さんとか。数えだしたらきりがないけど、かつて執行部だった方に、“旧統一教会との関係はどうだったんですか?”
って。そこに現職・岸田総裁は調査を切り込むべきだと思います」と、かつての執行部経験者の名を挙げて掘り下げるべきだとした。
また杉村は、「僕レベルの調査であれなんですけど」と前置きしつつ、自民党内の組織運動本部に、社会教育・宗教委員会という組織があることを説明。委員会には数十の宗教団体が関係団体として登録されているが、杉村の調査によると旧統一教会は入っていないという。
「茂木幹事長もおっしゃってましたけど、“旧統一教会としては、一切、党としては関係ない”と。ここが不思議なんですよ。」