
高速道路でイライラすることのひとつに「前走車が頻繁に光らせるブレーキランプ」がある。今までなら、そんなクルマは初心者やサンデードライバーが運転してるものと相場が決まっていたのだが、近頃は意外な理由でブレーキランプが点灯するのだ。最近のクルマならではのその理由とははたして?
■ブレーキを踏んでないのにブレーキランプが光る?
高速道路では、前走車との車間距離が詰まり、後続車がブレーキを踏み、それを見た次の後続車もブレーキを踏み……とこうしたブレーキの連鎖が渋滞の原因になることが知られている。
ゆえに、たいして混んでいるわけでもないのに、ブレーキランプを頻繁に光らせる人は、白い目で見られやすいし、ヘタクソ扱いされやすく、ブレーキランプがうっとうしいので嫌われたりすることも多い。
そうしたブレーキの無駄踏みを避けるには、車間距離を広めにとるのが有効で、渋滞発生を防ぐには、車間距離を40m以上開き、渋滞吸収走行を心がけることが推奨されている。
ところが最近、ブレーキを踏まなくてもブレーキランプが点灯するケースがある。
「ブレーキペダルを踏んだ覚えがないのに、ブレーキランプが頻繁に点灯していたようで、後続車から危険なドライバーだと思われ、パッシングされた」といった相談が、国民生活センターに寄せられ話題となっている。その回答は次の通りだ。
「車間距離保持システム利用時、車種によっては高速道路での軽微な速度調整の際にも、ブレーキランプを点灯させるものがあります」
![車カスは前走車がブレーキランプを光らせるとイラつき、相手を池沼認定してパッシングしてしまうらしい [454228327]->画像>5枚](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2022/09/14142631/00_brake_lamp_head.jpg)
イライラするのは損! 前走車のブレーキランプがひんぱんに光るのはこれが原因かも?
2022年9月17日
https://bestcarweb.jp/feature/column/508721