タレントの中居正広さんの女性トラブルなど一連の報道について、フジテレビの港浩一社長らが17日会見し、これまでの対応を謝罪したうえで、「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」を立ち上げることを明らかにしました。
フジテレビの港社長らは、午後3時から会見し「視聴者の皆様を始め、関係者の皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけしていること、現在まで弊社から説明ができていなかったことについて、お詫び申し上げます」と謝罪しました。
事実関係などについては、「去年から、外部の弁護士の助言を受けながら、社内で確認を進めてきた」としたうえで、第三者の視点を入れて、改めて調査を行う必要があるとして、「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」を、立ち上げることを明らかにしました。
結果については、速やかに公表するとしています。
中居さんと女性とのトラブルに社員が関与していたと、当初、週刊誌で報じられたことについては、これまでフジテレビは社員の関与を否定していますが、「調査委員会の調査に委ねたい」と述べました。
女性とのトラブルの後の中居さんへの対応について、「女性の心身のケアを最優先につとめていた」と説明したうえで、「対応が適切だったかどうかは、今後調べて頂きたい」としました。
また、中居さんが出演する番組「だれかtoなかい」について、女性のプライバシーを守る観点などから、「唐突に終了することで憶測が生じることを懸念して、慎重に終了のタイミングをはかっていた」と説明しました。
そして、港社長は自身も調査の対象としたうえで、「会社の責任を矮小化するつもりはなく、徹底的に調査して頂きたい」と述べました。