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容疑の組員、デジカメ持ち週刊誌記者装う 神戸山口組銃撃
10/11(金) 11:17配信
神戸市中央区にある指定暴力団・神戸山口組系山健組の事務所前の路上で暴力団関係者2人が銃撃されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された指定暴力団・山口組系弘道会傘下の暴力団組員、丸山俊夫容疑者(68)=鹿児島市=が職務質問をした警察官に週刊誌記者と名乗ったことが捜査関係者への取材で判明した。デジタルカメラも持っていた。兵庫県警が警戒を強める中、隙(すき)を突いて襲撃するため身分を偽ったとみられる。
捜査関係者によると、丸山容疑者は10日午後2時半すぎ、自分で乗用車を運転して現れ、山健組事務所前の路上に駐車した。この日は幹部らが月に1度集まる定例会が事務所で開かれていた。警戒していた制服姿の県警生田署員2、3人が不審に思い、車から降ろして職務質問すると、丸山容疑者は「週刊誌記者だ」と説明したという。
署員が所持品なども調べようとしてもみ合っているうち、丸山容疑者が突然、連射式拳銃を取り出し、事務所から出てきた山健組関係者2人を至近距離から撃ったという。近くにいた人は銃声を2度聞いており、丸山容疑者は2発を発射したとみられる。丸山容疑者は「一人でやった」と供述しているといい、県警は経緯などを詳しく調べる。