>>1 × 大門
○ 大問
豆知識な。
あとホログラフィック理論の流れ :ブライアン・グリーン「宇宙を織りなす物」より
●ブラックホール→内部構成要素=質量・電荷・スピンを並べ替えても変わらない→最大のエントロピーを持つ
●1970年代 ベケンスタイン&ホーキング
「ブラックホールのエントロピーは体積ではなく表面積に比例する」を証明。
→あらゆる空間領域においてエントロピーの最大値が表面積に比例するなら真の基礎的自由度(無秩序)は
その領域の内部ではなくその領域の表面に属している可能性。
●1990年代初め トホーフト(ノーベル賞・蘭)&サスキンド(超弦理論創始者)
「三次元空間の出来事は遠くの二次元表面で起こっている物理過程のホログラフィックな投影」
●1997 マルダセナ(アルゼンチン)
「超弦理論をもとに五次元時空のバルク理論(重力含む)=境界面理論(重力含まない)を数学的に証明
→重力を含まない量子論は、重力を含み空間次元がひとつ増えた別の量子論の翻訳である。
→超弦理論の内部でホログラフィーが具体的な形をとる
→時空を必要とする理論を翻訳して等価な理論にすれば実在物と思われたものも変化する。
↓
●2010 ヴァーリンデ(蘭)
重力はエントロピーの変化で翻訳可能?