人間という生物の中で何が起きているのか?
あの人は次に何をするのか?
量子力学なら量子力学、超弦理論なら超弦理論から、そうしたことはすべて説明できるはず。
できないのはなぜか?
必要な情報を全て測定することはできないし
わずかな初期条件の差が結果の大きな差になるし
計算量が莫大で追いつかない
むずかしくてわからない
本当に地頭が良い人ならきっとバカにでも分かる様に説明して下さるに違いないな(チラッ)
↓
↓(強烈な反撃)
↓
そんな風に追い込めば、誰かがタダで、分かる様に説明してくれる
そんな風に思っていた傲慢な時期が俺にもありました。
でもね、世に中そんなに甘くないのよ。
つまりこういうことよ。
A もともと簡単な内容
1.頭良い人 が説明→ 一般人も分かる(理路整然としてるから)
2.馬鹿 が説明 → 一般人わからない(説明が間違いだから)
B もともと複雑な内容
1.頭良い人 が説明 →一般人分からず(正しいが複雑なので)
2.馬鹿 が説明→一般人分からず(説明が間違いだから)
世に膾炙する俗説(本当によくわかっている人は分かりやすく説明できる人)というのは、Aの1.2.の場面しか比べていない。
実際にはBの場面もある。
もともと複雑な内容の場合はB.1だから、いくら脅迫しても、一般人が分かる簡単お手軽説明は降ってこない。
いくらだだこねて見ても無駄。
脅迫しても無駄。
よくある脅迫パターン「一般人である俺が理解できないということは、説明者の地頭が悪いから。地頭良い説明者と評価されたければ、一般人の俺にも理解できるように説明しろ」は、無駄よ
変数が多すぎる
呼吸という現象一つをとっても、息をする空気の量
肺の圧力、湿度等々。
吸った空気の酸素から血液中の酸素になって脳の活動も変わるんだけど。
細い血管の血液みたいな流体を完全に物理で表現するのは、
大学のパソコンをフル稼働しても難しいと思うぞ。
体内の流体を完全な方程式で扱うのは難しそうですよ、
外科医の手術でも、経験とカンが大事みたいですし。
次に何をするのかを予想する以前に、今の身体の栄養状態の把握が難しい・・
眠いし、プールでエロい水着を見たい。