Ruby Installer にはインストールしない、MSYS2 コンパイラ無しのポータブル版もある。
ただし、インストールしていないから、アンインストールもできないので、自分で削除する必要がある。
つまり、システム管理外のアプリとなる
Ruby 2.4 なら、それをダウンロード・解凍して、C:\Ruby24-x64 に置いて、
ruby.exe のある、C:\Ruby24-x64\bin をユーザー環境変数PATH に、自分で追加する
コマンドプロンプトで、where ruby と入力すると、そのパスが表示される。
C:\Ruby24-x64\bin\ruby.exe
これで絶対パスじゃなくても、ruby というコマンド名だけで、ruby.exe が起動できる
PowerShell を起動して、$env:Path.split(";") と入力しても、
環境変数PATHを、; で区切って表示できる
コマンドの実行ファイルは、この表示順で、上から検索される!
インストールしたアプリは、システムが把握しているので、アンインストールすべき!
手作業で削除してはいけない!
一方、ポータブル版のように、勝手にダウンロード・解凍して、
どこかのフォルダに自分で置いたアプリは、システム管理外となる
これは、インストールしていないのでアンインストールもできないから、自分で削除する必要がある
ユーザー環境変数PATH にも、自分で追加して、自分で削除する必要がある
インストールする時には、インストーラーが、ユーザー環境変数PATH に追加してくれる場合もある。
アプリによっては、システム環境変数PATH に追加するものもある
ユーザー環境変数なら、そのユーザーだけ。
システム環境変数なら、全ユーザー共通となるので、普通はユーザー環境変数に追加する
インストール前に、PowerShell を起動して、$env:Path.split(";") と入力して、
環境変数PATHを、見ておくのが良い。
それから、ユーザー環境変数PATH に追加後にもう一度見ると、新しく追加されているはず!
jQuery でも、自分が書いたコードが間違っていれば、
jQuery のライブラリから、エラーが出るよ
自分が書いたコードが、ライブラリのルールに従っていない場合
自分が書いたコードの場所では、エラーが出ないが、
それを読み込んだライブラリのどこかで、エラーが起きる
そういう事もある。
間違ったソースコードと、エラーが出る場所の不一致が起きる
この場合、エラーが出る場所よりも前の、自分が書いたコードに間違いがある
$ pip uninstall -r uninstall.txt
これは相対パスだろ
絶対パスにすれば?
まあ、相対パスでも表現できるけど、絶対パスなら間違いない
例えば「みんなのPython」の前提条件は、
Windows で、今までPython を入れた事がない場合に限り、Anaconda を入れられる!
既に、Python が入っている場合には、出来ません!
この本は初心者用の本だから、環境変数PATH とか、仮想環境とか、
初心者に説明するのは無理なんだよ
Pythonの文法じゃなくて、OSのシステムの話だから、全く違う
例えば、DB のsqlite3 をダウンロード・解凍して、C:\sqlite3 に置く。
つまりインストールせず、自力で設置する。
これはポータブル版と同じ
そして、ユーザー環境変数PATH に、C:\sqlite3 を追加すると、
端末で、sqlite3 というコマンド名を、パス無しで使えるようになる
コマンドプロンプトで、where sqlite3 と入力すると、その実行ファイルのパスが表示される。
C:\sqlite3\sqlite3.exe
また、PowerShell を起動して、$env:Path.split(";") と入力して、環境変数PATHを見ると、
一番下に、C:\sqlite3 も表示される
これはインストールしていないからアンインストールできないので、
削除する時も、自分で削除しなければならない。
システム管理外のアプリとなる
ほとんどの会社で、システム環境を変えるのを嫌がるわけは、
コマンドの探索パスの順序が変わるかも知れないから
ユーザー環境変数PATH・システム環境変数PATH の説明が難しいから
また、一番下に追加しても、それよりも上で、そのコマンド名が見つかると、
先に見つかった方の実行ファイルが起動されてしまうため
こういう探索パスの順序を説明した本は、ほとんどない