>>353‐354のソフトウェア大国になるのと並行して、日本は半導体の研究開発設計大国をも、10年後20年後を見据えて今から目指し始めるべきだろう。
とくに、メモリだけじゃなくCPU、GPU、通信コントローラ、メモリコントローラ、制御チップ、一体化したSoCほか、要所要所の基幹コントロールICなども積極的に抑え、世界のトップ2かトップ3くらいは常に維持できるようになるべき。
イギリスの教育用PCの開発目的で設立されたARMが、今やモバイル機器の主力SoCに成長したことからも学ぶべき。そればかりかARM製品は、AppleのM1CPU、nVidiaのGPUの開発のベースにもなっていて、今やARMは世界中を席巻しているわけで。
台湾も昔から地道に、いろんな開発設計会社がLANやWiFiの通信コントローラを開発したり、Intel互換CPUを開発したりしてる。
モバイル機器用SoCに至っては近年では中国Huaweiや韓国Samsungも独自開発し、自社製品に採用している。
日本はソフトウェアと基幹コントロール系半導体の両方で、世界トップ級の研究開発設計大国を、ぜひ今こそ国を挙げて目指すべきだろう。